塊根植物やアガベにハマり、次々と部屋を占領していく植物たち。
特に種から育てる実生を始めてからは、そのスピードは加速度的に上がりました。
小さな株たちの成長スピードはとても早く、現地球にはない楽しさがあります。
そんな実生株たちで問題となるのが冬の温度です。
室内で育てる方が多いと思うので、0℃になるような低温にはさらされないと思いますが、15℃以下くらいの温度になると休眠状態になってしまい成長が緩やかになってしまいます。
実生の間はぐんぐん大きくさせたいので、できれば冬も同じように育てたいものです。
そこで、冬の間も暖房を使って20℃以上を保つことで成長させ続けている方も多いのではないでしょうか。
一方で、冬でも暖かい日はライトの熱も合わさり、部屋の温度があっという間に上がり過ぎてしまうこともあります。
そんな時は慌てて部屋のドアを開けたりして調整しますが、外出時にはどうにもなりません。
今回はこのような温度管理を自動で可能な環境を構築しましたので、ご紹介します!
必要なもの
まず必要なものはスイッチボットハブミニです。家のWi-Fiにハブミニを接続することで、スマホ経由でのリモコン操作や温湿度計の外出先での確認が可能になります。
もう一つ必要になるのがスイッチボットの温湿度計です。スイッチボットのアプリに登録することにより、外出時にもスマホで家の温湿度の確認が可能になります。これらが連携されていることで、温度や湿度の条件によって自動でエアコンを作動させることができます。
ちなみにスイッチボットハブ2でしたら、価格は上がりますが、これ一つでハブミニと温湿度計の役割を果たします。
まずはWi-Fiにハブミニを接続
ハブミニをアプリ経由でWi-Fiに接続するための設定をします。
右上の「+」ボタンからデバイスの追加ができます。
ハブミニが表示されますのでタップします。
ハブミニについているボタンを押して、点滅中に次へをタップします。
ここで接続したいご自宅のWi-Fi回線を選択し、Wi-Fiのコードを入力します。この時、周波数帯が2.4GHzであることを確認します。2.4GHzと5GHzがどの回線かはお持ちのWi-Fiルーターの説明書等を見ればわかると思います。5GHzでは接続できませんのでご注意ください。
温湿度計を登録
続いてアプリ上で温湿度計を追加します。
こちらも先ほど同様デバイスの追加から進みます。
表示されている温湿度計を選択します。
後は先ほどのハブミニと同様の要領で、本体のボタンを押してから次へをタップすることで接続が可能です。
エアコンのリモコンを登録
続いて、エアコンのリモコンのアプリから行います。対応機種かどうかはこちらからご確認ください。
リモコンを追加するには、ハブミニ(またはハブ2)がエアコンの近くにある必要があります。アプリからそのハブミニを選択します。
リモコンを追加をタップします。
今回はエアコンのリモコンを登録したいので、「エアコン」を選択します。
リモコンが手元にあり、型番も対応していた場合はこちらから追加を進めます。リモコンが手元になかったり、対応する型番でなくても下の項目から追加できるようです。比較的最近のエアコンであれば基本的には対応しています。
リモコンとハブが近づける環境であることを確認したら、早速開始します。
開始するとハブのランプが点灯しますので、リモコンを近づけながらどこでも良いのでリモコンのボタンを押します。
成功したらこのような画面になりますので、「了解しました」をタップして次に進みます。
スマホ上のボタンをタップしてスマホ操作によりエアコンをコントロールできるかを確認します。
うまくいけば次に進めば良いですが、もしここでうまく反応しない場合はボタン学習か手動学習に進みます。型番としては対応しているはずのエアコンであれば手動学習へ進みます。
ご使用のエアコンのメーカや型番を選択します。
おそらくこれで画面上のボタンをタップするとエアコンが反応すると思います。
反応することが確認できたら「保存」をタップします。
これで無事登録完了です。一覧にエアコンが追加されています。
エアコンの自動設定
これでエアコンを自動制御できる準備は整いました。
ただ、このエアコンの設定は悩ましいところ。私の部屋では季節によって変更が必要だと感じています。
今は冬ですので、基本的には暖房21.5℃設定にしておくと、我が家は23から25℃くらいに保たれてちょうど良いです。ただ、少し暖かい日にはライトの熱もあり上がり過ぎてしまうので、27.5℃以上で冷房が入るような設定にしています。
21℃を下回ったら暖房オン
27.5℃超えたら冷房オン
まだ冷房オンの機会はないのでうまく動作するか若干不安はありますが、これでとりあえず安心です。最悪現在の温度は外から見れますので、冷房がうまく作動しなければ遠隔でリモコンを操作して冷房を入れることも可能です。塊根植物は大丈夫ですが、熱帯魚や水草も育成していますので上がり過ぎも防ぎたいのです。
いかがでしたでしょうか?
植物を室内で育てたい方にとって、部屋の温度のコントロールは悩ましい問題。ペットを飼っている方も同じだと思いますが、スイッチボットを活用してエアコンをスマートホーム化することで、快適な環境を自動で整えることができるようになります。
スイッチボットシリーズは他にも様々なスマートホーム化のための製品が揃っていますので、少しずつ揃えてみてはいかがでしょうか?